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 キャッシングとは?キャッシングの基礎知識
■キャッシングとは?
 キャッシングとは申込時に利用限度額を決めて、いつでもCDやATMからカードで借入・返済することが可能な使用目的が自由なローンのことです。
 使用目的が自由なローンのことを「フリーローン」や「キャッシング」など金融会社によって呼び方は様々です。

 商品によっては担保や保証人が必要な場合もありますが、当サイトでご紹介するキャッシングは基本的に無担保・無保証のものとします。またクレジットカードにもキャッシングが付いていますが、ここではクレジット機能の無いものについて説明します。

■利息の計算方法
 元金×年率÷365×日数=利息
 例:100,000円×年率15.0%÷365日×30日(借りた日数)=約1,230円  総返済額は101,230円
 キャッシングローンの金利は日割り計算が基本なので、キャッシング借入れ期間が短ければ金利も少なくなります。

■キャッシングのメリットとデメリット(主にクレジットカードのキャッシングと比較して)
メリット
 ・審査が早い
  →大手金融会社は殆どが即日審査、即日キャッシング可能です。
 ・利用できるATMが多い
  →大手ほど多くなります。最近ではコンビニATMも使えて大変便利です。
 ・自由に返済
  →基本的に毎月の返済額が決められていますが、余裕があればいつでも返済できます。
デメリット
 ・銀行系の住宅ローンの審査に通らない
  →キャッシングの借入れ中契約中は住宅ローンが組めません。完済して解約すれば大丈夫です。
 ・金融系の会社に就職(転職)できない
  →キャッシングしてしまうと金融関係の就職はできなくなります。
 ・金利が高い
  →場合によってはクレジットカードのキャッシングより安いこともあります。

■信用情報機関
 申込みをする際、契約し借入れする際には、キャッシング会社を経由して、キャッシング会社が加盟する信用情報機関に登録されます。
 主な信用情報機関は次のとおりです。
 ○全国銀行個人信用情報センター[全銀協] (KSC)
    http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/index.html
 ○潟Vー・アイ・シー(CIC:Credit Infomation Center)
    http://www.cic.co.jp/
    [申込情報]………登録日より6ヶ月間
    [クレジット情報]………契約期間中および取引終了日から5年間
    [利用記録]………利用日より6ヶ月間
    [官報掲載情報]………破産・失踪・再生手続開始の決定日より7年以内
    [電話帳掲載情報]………最終の記録年月より2.5年以内
    [申告情報]………登録日より5年以内
    [貸金業協会依頼情報]………登録日より5年以内(紛失については登録日より1年以内)
 ○潟Vーシービー(CCB:Central Communication Bureau)
    http://www.ccbinc.co.jp/
 ○潟eラネット
    http://www.teranet-corp.co.jp/
 ○全国信用情報センター連合会[全情連](FCBJ:Federation Credit Bureau of Japan)
    http://www.fcbj.jp/
    [お取引に関する情報]………契約継続中および借入金額が完済された日から5年を超えない期間
    [延滞の情報]………延滞継続中の期間!
    [延滞の状況が解消した場合の情報]………発生日から1年を超えない期間
    [債権回収・債務整理がなされた場合の情報]………発生日から5年を超えない期間
    [保証会社等が本人に代わって返済をした情報]………発生日から5年を超えない期間
    [非会員へ債権を譲渡した情報]………会員が報告した日から1年を超えない期間
    [会員が情報センターに照会した日付等の情報]………会員が照会した日から3ヶ月を超えない期間
    [官報に公告された公的記録情報]………
     破産に関する情報は、手続開始日(宣告日)から10年を超えない期間。
     失踪に関する情報は、取消までの期間。
     民亊再生に関する情報は、開始決定日から10年を超えない期間。
    [本人申告コメント情報]………
     登録をした日から5年を超えない期間(ご本人が取消依頼をした際は情報を削除致します)

 各キャッシング会社はこれらの機関のいくつかに加盟し、審査を行う際、他社借入れ件数等を調査します。
 通常の借入れで順調に返済を続けていれば、特に問題はありません。

 ただし、短期間に多数の申込みをしたとき、延滞・破産・債務整理等事故などの情報も登録されます。(いわゆるブラック)
 ●延滞している期間が長い場合
 ●破産、任意整理、特定調停等法的処置をとった場合
 大手キャッシング会社の場合、上記に該当する人にはほとんど審査を通しません。小規模の会社等まれに審査が通る場合があります。

■加盟信用機関の事例
 ○楽天クレジット(マイワン) … 全情連 全銀協 CIC CCB テラネット
 ○アコム             … CCB 全情連

■審査の内容
 申込み後の審査は主に次の事項についてチェックされます。
 ○勤務先・雇用形態
  公務員や上場企業勤務なら優良。正社員・正規職員ならまず問題ありません。
  パート・アルバイト・派遣社員や、自営業などの方でも定期的な収入のある方なら大丈夫です。
  また主婦の場合、ご主人等家計の主たる収入のある方が審査対象になります。
 ○健康保険の種類
  勤務先や雇用形態を裏付ける保証が健康保険の種類になります。国民健康保険(国保)より会社の社会保険(社保)のほうが信用度が高くなります。
 ○収入
  定期的な収入のあることが申し込みする絶対条件です。収入の額によって契約上の限度額が決まり
 ます。また50万円以上の限度額を希望する方は収入を証明するもの(源泉徴収表、給料明細等)を提出する
 必要があります。
 ○家族形態
  配偶者の有無、子供の有無など。独身者は信用が低めにみられます。
 ○他社借入れ件数
  審査で最も注意されるのがこの他社借入れ件数です。大手キャッシング会社では4件以上になると審査
 通過が難しくなります。
 ○返済状況・利用実績
  延滞の有無、自己破産、債務免除などの記録がチェックされます。この記録があるとほとんど審査は通り
 ません。

■違法金融業者の確認方法
 貸金業を営むものは、自治体または国に届け出が必要です。
 正規貸金業者は登録番号というものを持っています。そして登録番号の()内の数字が大きいほど古い(信頼できる)会社となります。
 例えばアイフルの場合 近畿財務局長(7)第00218号
 
 ○登録番号の無い会社は闇金です。
 ○登録番号を持っていても(1)は悪質業者の可能性があります。(ネット系など大手でも比較的新しい会社
  は番号が若いこともあります。)
 ○登録についてはこちらで確認できます。→登録貸金業者情報検索


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